RTR500BW ワイヤレスネットワークによる自動収集
管理用パソコンがなくても、記録データをFTPまたはHTTP通信でサーバへ自動送信するシステムを構築できます。
RTR500BWは、従来のRTR-500NW/500AWのLAN通信機能を統合したネットワーク対応型の親機で、有線LAN接続と無線LAN接続に対応し、
子機設定に際してはBluetooth機能を利用することで更に使いやすくなりました。
社内LAN環境で測定値をモニタリングすることができます。
また、インターネットを介して遠隔地から設置場所の温度・湿度・流量やCO2等の現在値をモニタリングしたり、測定値をファイル保存することも可能です。
ネットワーク経由で設定変更ができるので柔軟な運用ができます!
子機は最大50台まで登録可能ですが、効率良い運用には30台程度までをお奨めします!
有線/無線LAN対応 RTR500BW
おんどとり RTR500Bシリーズ 製品一覧 |
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温度(RTR501B/502B) |
温湿度/広範囲・高精度(RTR503B/507B) |
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熱電対/多様な項目測定(RTR505B) |
RTR500Bシリーズ収集機 |
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おんどとり ワイヤレス旧製品一覧 |
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温度ロガー(センサー内蔵) |
温度ロガー(センサー外付) |
温度・湿度ロガー |
高精度 温度・湿度ロガー |
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温湿度・照度・紫外線ロガー |
温湿度(高精度)・CO2ロガー |
温度・パルス・電圧・4-20mAロガー |
中継器 |
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何ができるのかな?
RTR500BW の機能特長
☆ 無線通信機能とネットワーク通信機能を持ったベースステーション
RTR500BWは有線LANと無線LAN( IEEE 802.11 a/b/g/n対応)の両タイプに対応した製品です。
RTR500BWは、パソコンがなくても記録データをFTPまたはHTTP通信でサーバへ自動送信するシステムを構築でき、インターネットを介して遠隔地からモニタリングすることもできます。
☆ 中継機の利用で距離を延長
中継機としてRTR500BCを利用し、親機と子機の無線通信距離を伸ばすことができます。
子機との無線通信距離は約150mで、中継機を介して約150mずつ延長することができます。
※ 通信は見通しの良い直線における目安ですので、設置環境により遮蔽物やノイズ等による影響で短くなることを予めご承知おきください。
☆ RTR500BCを利用して変更可能 (従来からの変更方法)
一旦運用を開始してから「子機を追加登録したい」、「子機の登録内容を変更したい」という場合、手元にRTR500BCを用意することで、ネットワーク経由での変更が可能です。
☆ データ送信機能と警報監視機能
RTR500BWは、定期的にRTR500Bシリーズ子機の記録データや現在値を無線通信で吸い上げ、FTPまたはHTTP通信で任意のサーバあるいは【おんどとり Web Storage】へ送信することができます。
※ 株式会社ティアンドデイが運営する「おんどとり WebStrage」に登録してご利用ください。
■ 多彩な警報監視機能により、現場でも遠隔地でも万一の警報発生を見逃しません。
■ 測定値が設定した上下限値の範囲を超えた場合やセンサエラー等が発生すると警報を発します。
- 警報は子機ごとに上限値、下限値、警報判定時間を設定できます
- Web Storage経由で警報メールを送信できます
※ 従来機では機器本体からメール送信できましたが、当該機では直接送信できません
■ 本体下部にある外部出力端子に警告灯やブザーを接続して注意喚起することもできます。
■ 警報時には、RTR500BWの本体の警報LEDが点灯し、測定値が平常範囲に戻ると自動消灯します。
< 警告灯の設置例 >
☆ 安心のHTTPS通信対応
データロガー(子機)から収集した測定データは、収集機(RTR500BW/RTR500BM)とサーバとの通信方式をHTTPSに刷新。
従来のFTP通信に比べより安全にデータの通信ができます。
☆ アプリ・遠隔地からの設定が可能
今までのRTR-500シリーズでは子機の登録時や一部の設定項目の変更時に、親機をパソコンにUSB接続する必要がありました。
新しいRTR500Bシリーズでは、モバイルアプリやクラウドからワイヤレスで各種登録・設定の変更ができます。記録間隔や警報などの細かい調整が、これまでになく楽になりました。
スマートフォン用の専用アプリで親機や子機の登録・設定が簡単にできます。
Bluetoothによる機器との直接通信、またはクラウド経由でワイヤレスに各種設定変更が可能。
初回設定時のウィザード機能や無線ルートのサジェスト機能でワイヤレスネットワークの構築が今までになく簡単になりました。
☆ 子機のモニタリングと通信状態チェック
製品購入時に無償添付されるRTR500BW 設定ユーティリティにより、登録した子機との電波強度をチェックすることができます。
設置環境により、親機または中継機を選択して機器構成下の子機との電波強度を1 ~ 5 段階表示で確認できます。
表示された強度が「3」以上になるように設置場所を変更し、金属からできるだけ離して見通しの良い高い位置に親機を設置してください。
また、金属の壁、板等からは30㎝以上離して設置し、アンテナ部分を物や壁から離して設置してください。
無線通信機器設置時の注意事項
① 屋内と屋外で通信する場合は電波が透過しやすい窓際などに設置してください。
② ノイズを発生しやすい産業機器、電子機器や蛍光灯からできるだけ離してください。
③ パソコンなど強いノイズが発生する機器からは、1メートル以上離して設置してください。
④ 植物や土壌など水分の多い物質は電波を吸収しますので近くに置かないようご注意ください。
⑤ 同一周波数の電波が多い場所には置かないでください。
※ 同時に無線通信する可能性がある場合は、周波数チャンネルを変えてください。
電波法に基づく特定小電力無線機器ですので、日本国内でのみご使用ください。
技術基準適合証明(利用に関してはお客様の免許申請等が不要)を受けた製品ですので、技術基準適合ラベルは剥がさないでください。
ラベルのないものの使用は禁止されています。