「おんどとり」に新シリーズ誕生!
接続するモジュールにより多様な測定項目に対応
RTR505B / RTR505BL
RTR505Bは、今までのメリットはそのままに新たな機能を追加
ワイヤレスな「おんどとり」のコンセプトは継承しつつ、多様な測定が可能なデータロガーです。 入力モジュールは別売ですので用途に応じて対応するモジュールをご用意ください。
従来のRTR-500シリーズとの互換性も備えています。
データを集める親機と、測定記録する子機。 障害物に強く広範囲に届く無線通信により、多様な環境におけるデータ収集ネットワークを形成します。
独自プロトコル(特定小電力 STD-T67)の無線ネットワークでデータ管理もシンプル
測定・収集から管理までシンプルに実現
標準バッテリ搭載
おんどとり RTR505B
大容量バッテリ搭載
おんどとり RTR505BL(大容量バッテリ搭載)
同じロガーでも接続する入力モジュールにより測定項目が変わります |
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熱電対モジュールにはセンサタイプに合わせてプラグが必要 |
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何ができるのかな?
RTR503B/RTR507B の機能特長
☆ 安心のHTTPS通信対応
データロガー(子機)から収集した測定データは、収集機(RTR500BW/RTR500BM)とサーバとの通信方式をHTTPSに刷新。
従来のFTP通信に比べより安全にデータの通信ができます。
☆ アプリ・遠隔地からの設定が可能
今までのRTR-500シリーズでは子機の登録時や一部の設定項目の変更時に、親機をパソコンにUSB接続する必要がありました。
新しいRTR500Bシリーズでは、モバイルアプリやクラウドからワイヤレスで各種登録・設定の変更ができます。記録間隔や警報などの細かい調整が、これまでになく楽になりました。
スマートフォン用の専用アプリで親機や子機の登録・設定が簡単にできます。
Bluetoothによる機器との直接通信、またはクラウド経由でワイヤレスに各種設定変更が可能。
初回設定時のウィザード機能や無線ルートのサジェスト機能でワイヤレスネットワークの構築が今までになく簡単になりました。
☆ 入力モジュールと接続センサにより多様な項目測定が可能
RTR505B/RTR505BL の測定要素は入力モジュールに依存します。
入力モジュールは測定要素により、熱電対 (TCM-3010), Pt100/1000 (PTM-3010),電圧 (VIM-3010), 4-20mA (AIM-3010), パルス/電力 (PIC-3150, PMP-3200)をご用意しております。
Lタイプのロガーは大容量バッテリパックを付属しており、通常タイプの電池寿命に比べて約4倍長持ちします。
☆ アジャストメント機能 (測定値の調整)
予め補正値を入力することにより、補正された温度で表示・記録できるアジャストメント機能が付いています。
調整方法には、『1点で調整』と『2点で調整』の2つの方法があります。
■ 1点調整:すべての測定値に対して同じオフセットで調整を行う場合に使用します。
■ 2点調整:広い範囲に対して調整を行う場合や、1点調整では対応できない場合に使用します。
測定値の調整には、メーカー提供の補正機能ツールをご利用ください。
※ アジャストメント設定を行った場合でも、すべての測定範囲において測定値の精度が良くなることを保証するものではありません。
また、アジャストメント設定時に接続していたセンサまたは入力モジュールを交換した場合は、再度設定が必要になります。
☆ 収集したデータはUSB、FTP/HTTP送信など多彩な方法で取込めます!
RTR505B / RTR505BL は、小型防水で測定・記録したデータをワイヤレス(特定小電力無線)で送ることができるデータロガーです。
(通信距離:見通しの良い直線で約150m)
測定要素により測定範囲も異なりますので、詳しくはロガー仕様をご覧ください。
従来のRTR-500シリーズと比べ、Bluetooth通信機能が追加されています。
■ 通常電池で10ヶ月、大容量バッテリで約4年の動作が可能
※ 電池寿命は、測定環境、記録間隔、電池性能等により異なります
■ 記録間隔は1秒から60分までの15通りから選択可能
■ 本体内への記録容量は、16,000個 で記録モードはエンドレス/ワンタイムの切替え可能
いつでもどこでもデータの確認・管理ができます!
【 おんどとりWeb Storage 】 とは・・・
「 おんどとり 」をはじめとする株式会社ティアンドデイ社製データロガーの記録データをインターネット上で利用可能にする無償のクラウドサービスのことです。
取得したデータを 【 おんどとりWeb Storage 】 に送信することで、遠隔地からのデータ確認・管理が容易に行えます。
インターネット接続できる環境からブラウザを使ってアクセスすることにより、保管されている記録データを、いつでもどこからでも取り出すことができます。
インターネットを介し記録データを共有するため、世界のどこからでもデータにアクセスすることができます。
☆ 気になる記録データ数と電池寿命
記録モード: | エンドレス | (記録容量がいっぱいになると先頭のデータに上書きして記録する) | |
ワンタイム | (記録容量がいっぱいになると記録を停止する) | ||
記録容量: | 最大で 16,000個 | ||
16,000個とは、記録間隔を1秒に設定した場合で約4時間30分、60分に設定すると約666日分となります。 | |||
吸い上げ時間: | フルデータ(16,000個)で約2分20秒 (中継器を介さない場合) | ||
ワイヤレスデータロガーの記録データは、無線通信によって親機が吸い上げます。
設置環境により通信状態が悪い場合は、吸い上げ時間にも影響がでますが、全データでなく最終記録データから指定時間までの記録データを時間指定したり、指定個数分の記録データを吸い上げることも可能です。
製品仕様
オプションは・・・
熱電対モジュール(TCM-3010)
Ptモジュール(PTM-3010)
電圧モジュール(VIM-3010)
4-20mAモジュール(AIM-3010)
パルス入力ケーブル(PIC-3150)
RTR505B 熱電対モジュール用プラグ
■ センサ接続部に防水性能はありませんので、絶対に濡らさないでください。
■ ソフトウェアから『アジャストメント設定』を行った場合、補正値は入力モジュール内に保存されます。
※ 入力モジュールを交換した場合、再設定が必要となります。
☆ センサタイプの詳細
入力モジュールをデータロガーに接続し、使用するセンサの熱電対タイプ(K,J,T,S)とデータロガーの液晶画面に表示されているセンサタイプが合っていることを確認してください。
表示が合っていない場合は、ソフトウェアからセンサタイプを変更してください。
ロガーの測定範囲はセンサの耐熱温度を保証するものではありません。
センサが断線している、またはセンサ未接続の場合はデータロガーの液晶表示は [Err]となります。
☆ センサタイプに合わせてミニチュアプラグを選択してください!