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導入事例(店舗内の温度管理)

パチスロ go pLa(ゴープラ)

おんどとり (ワイヤレス) を利用したシステムを導入

埼玉県入間市に本社を置きアミューズメント施設の経営を行っている株式会社USEI様のゴープラ入間店および幸手店をスタートとし、春日部店・川越店・新所沢店・飯能店・日高店・小手指店の8店舗に空気環境 +α の環境管理を目的とし温度管理システムを導入いただきました。
USEI様はパチンコ・スロット店を10店舗経営(2021年4月時点)しており、各店舗には空気清浄機や分煙ボードの設置、リラックスできる肘掛つきのイスを採用しお客様により快適な時間を過ごしていただけるよう日々取り組んでおられます。

パチンコスロット店ゴープラへ導入

導入の背景

"おんどとり"導入前は、アナログ温度計を利用し、1回のホールチェックに約10分を要し1日11回行っていました。
当然ながら営業中に行うため、ピーク時にホールの温度チェックが行えない事があり、お客さまの邪魔にならないことを第一に考えた際、どうしても集中して管理が行えないことがありました。
RTR-500シリーズは、特定小電力無線を搭載したワイヤレスのデータロガーで子機(RTR-501)で測定したデータは親機(RTR-500NW)で自動収集します。
既設の有線LANを使用しオンタイムで各所に設置した機器の温度を把握できるようになりました。
これによりワークフローが改善され、温度チェックを行っていた約110分のタイムロスをなくす事につながりました。

ワイヤレスデータロガーの導入で定期的なチェックも安心

 

導入機器は温度センサ内蔵データロガーと有線LAN対応ベースステーション

導入いただいたRTR-500シリーズは温度センサ内蔵の子機(RTR-501)と、記録データを無線通信で収集する親機(RTR-500NW)とで構成し、一部通信状態が不安定な場所に中継機(RTR-500C)を配置しました。
建物の中では温度変化が緩やかなため、センサ内蔵タイプを選択しております。

最新店舗の小手指店にはおんどとりも最新機種を導入いただいております。
RTR-500シリーズの機能はそのまま継承しつつスマホでつながるBluetooth®通信機能搭載のRTR501B /RTR500BWです。
RTR-500シリーズとの互換性は備えておりますので安心してご利用いただけます。

※ 急速な温度変化を見逃したくない場合は、外付けセンサタイプをお奨めします。

おんどとり RTR-501はセンサ内蔵の温度データロガー

 

ワイヤレスによる環境モニタリングを実現

一定の面積と客数の分析から、空気環境を維持するため建築物衛生法の浮遊粉塵量0.15mg/㎥以下をクリアし、滝の600倍のマイナスイオンを発生する空気清浄機を2014年前後より全店設置しておられます。
空気環境と併せてお客様が快適に過ごせる温度帯を維持するために "おんどとり"が活躍しています。
子機(RTR-501)と親機(RTR-500NW)間は無線通信で自動収集するため、スタッフが時間ごとにチェックし手書きメモする必要がなくなりました。
データはネットワークを介す事で本部 (離れた場所など)で確認することもできます。
閾値を設定することで温度異常の警報を発報し、店内の温度に対し注意喚起に役立ちます。

ワイヤレス環境モニタリング

 

主な設置場所は壁面に固定

RTR-501はリチウムイオン電池内蔵です。
ごちゃごちゃとした配線がないためスッキリとした見栄えになります。
測定データはワイヤレス通信で管理用のパソコンに転送されモニタリングできますが、見やすい高さに温度計を設置することが義務づけられていることより、お客様顔の高さに合わせるようにして壁面への設置をしております。

ワイヤレスおんどとりからクラウド上へデータをアップ

 

改善ポイント

子機にはモニターがついているため、スタッフの目視チェックにもなります。
最適な温度を保ち空気環境を改善するためにサーキュレーターを数年前から全店に設置し滞留する空気を循環させておられます。

温度変化を素早く自動収集

子機にはモニターがついているため、スタッフの目視チェックにもなります。
最適な温度を保ち空気環境を改善するためにサーキュレーターを数年前から全店に設置し滞留する空気を循環させておられます。

 

改善ポイント

いままでも他社の温度計を使用し温度管理をしていたが、 先に述べたように1日の業務としてホールチェックに多くの時間を要していた。 【 おんどとり 】を導入し、既存温度計との温度差を測定したところ温度変化に対して温度差が最大2度近い誤差までを表示していた。 おんどとりの温度反応が早く、変化を適時捉えていることより、既存温度計は温度変化に対して敏感に反応していないと思われ、実際の温度とは異なる数値を表示しており、お客様の体感温度を適時捉えておらず温度管理が後手に回っていたことが判った。 ( 実際におんどとりで測定した温度を既存温度計が時間差で表示していく状況を確認済み ) おんどとりは、データの自動収集だけでなく目視確認が容易である。 現在は1分間隔で測定をしており、今後様子をみて設定を変更しお客様にとって居心地の良い空間づくりにおんどとりを活用していく。 また、店舗でデータを取得するばかりではなく本部一括の管理により、どこからでも温度を確認ができるようになったことは非常に大きな効果となっております。 デマンドと温度を同時に確認することで、いつ給排気を落としたのか、いつエアコンを止めたのかなどの当日店舗でしか確認できなかったことが本部でも手に取るように分かる状況になりました。 長年苦労した温度管理の改善と電力の無駄を排除するオペレーションの徹底、同時に業務量削減の大きな成果につながっております。

最適な温度管理

【 ご意見ご協力 】 
株式会社USEI 齋藤 様

 

goplaゴープラの温度管理

※ 当該機器はメーカー生産終了品となり後継機は【 RTR500Bシリーズ 】です

その他の使用事例