ケーブル一体型センサ

SAN-Thermo(サンサーモ　多点温度センサ)

温度センサのポイント数やケーブルの長さは自由自在

SAN-Thermo® (サンサーモ)とは電線製造工程から生まれた「温度を計測できるケーブル」です。
直径5mmのケーブル内部に温度センサ(サーミスタ)を埋め込み、温度を複数ポイントを同時計測可能！
コスト面でも熱電対タイプや無線タイプと比較し低減が見込めます。

■ センサのポイント数は1ポイントから最大40ポイントまで
■ ケーブル長さは中間機器不要で300mまで自由自在
■ ポイント数や長さに関係なく外径は5mmのまま

導入・設定がカンタン

一度敷設すれば常時給電・信号受信が可能で電池交換の必要がなくメンテナンスフリー！

従来の温度センサを多数無線接続する⽅式や複数熱電対を変換器、伝送装置を介してネットワーク化する⽅式等は、設置・電源工事の複雑さや複数個必要となる無線⼦機、熱電対変換器や伝送装置によるコスト増、などの問題がありました。
サンサーモは他⽅式のような無線機器や伝送装置、中間部への電源の供給などは⼀切不要です。

＜ SAN-Thermo ＞

設置場所に応じて自由に選択

温度センサの数は1ポイントから最大40ポイントまで選択でき、ケーブル長は300mまで自由自在。
ポイント数やケーブル長に関わらずケーブル外径は5mmのまま。
非常に簡易的で設置・電源工事の複雑かつ煩わしさもありません。
常時給電・信号受信が可能で電池交換の必要はなくメンテナンスフリーのため一度敷設すれば管理はスムーズ！

コストダウン

基本ソフトウェアをインストールしたPCにインターフェース装置をUSB接続し、測定箇所にセンサ内蔵ケーブルを敷設するだけで使用可能。
無線機器や伝送装置、中間部への電源の供給などは⼀切不要。熱電対タイプ、無線タイプと比較し低減が可能です

製品特長

■ 温度センサは外径5mmの細径ケーブルに内蔵
■ ケーブルは細径で美観を損なわず軽量のため簡単に敷設
■ ケーブル外径、センサ数、ケーブル長はご希望に合わせてカスタム設計可能
■ セット販売の場合はPCのUSBによる常時給電や信号受信が可能
■ 電源設置工事・電池交換・日々のデータ収集作業が不要のためメンテナンスが容易
■ PVCシースによるケーブル状のため屋外や低温などの過酷な環境にも対応
■ 湿度・振動・ジャイロなどサーミスタ以外のセンサを接続することで他の測定用途とも複合化
■ 発注は1本からOK！熱電対タイプ、無線タイプと比較し低コストでの導入が可能

標準仕様

■ ケーブル外径：≦ 5 mm
■ 実装センサ数：≦ 40ポイント
■ 敷設距離： ≦ 300 m
■ 測定温度範囲：-40℃ 〜 +105℃　*1
■ I/Fボックス設置温度範囲：0℃ 〜 +60℃　*2
■ センサ部電源：USBより供給
■ モニタ機能：リアルタイム/ロギング可能
■ アラーム機能：高温/低温異常値設定可能

*1：材料を変更し高温側にシフトした -25℃ 〜 +125℃ も対応可能
*2：この温度範囲を超える場合は特別仕様になりますのでご相談ください